ゴースト系フィルムについて

ゴースト系フィルムについて

お問い合わせ頂くこともあるゴースト系フィルムですが、当店ではお取り扱いしておりません。

取り扱っていない商品について意見させて頂くのもどうかと思いますが、
長年カーフィルム専門店として営業してきた当店の判断をお伝えさせて頂きます。

フロントガラス、運転席、助手席にあれだけ色が強いフィルムで車検に通るのでしょうか?そこが一番の疑問となるでしょう。

作業時には数値をクリアーしていても、数年後に車検非対応になっている報告など、問題を抱えている商品と当店は認識致します。 角度によって顔も見えないくらいになるのですから、ディーラー検査員の方も判断を迷うのは当然だと思います。 ゴースト系フィルムが原因で整備業務が止まってしまい、知り合いのディーラーから意見を求められることもありました。 シャボン玉のような原理で色が濃く見えるものなので、フィルムが凄く濃い訳ではありませんが、 検査員の立場を考えれば、目で見る印象から車検対応とは判断し難いでしょう。
他社様への業務に支障が出る商品は取り扱いを控えさせて頂こうと思っています。

車検対応品という商品は必ず車検に通る訳ではありません。

フィルムを貼った作業時の測定値がディーラーさんや陸運局で有効に働くことはありませんし、数年後の車検に生かされる訳でもありません。
証明書を発行されたところで何の役にも立たないのです。作業時には違法でなかったことを証明しただけです。
これは当店のような個人店でも大きなお店でも扱いは同じです。

検査員にとって作業時の数値などは関係なく、車検作業その時に透過率70%以上あるかどうかです。

陸運局なら数値判断ですが、ディーラーは会社のルールで判断されてしまいます。
ディーラーは運転席、助手席へのフィルム作業に対して厳しい対応を取っています。
合法の数値を主張しても、点検、車検をお断りされる場合もあるでしょう。

ディーラーの判断がすべて正しいとは思っていませんが、ゴースト系フィルムは少し分が悪いように思います。

当店としては、点検、車検時に作業を止められる、または剥がされることのない商品のみを取り扱い致します。
カーフィルムに携わる一人としてルール違反を犯さない、またはグレーゾーンの商品で自動車販売店に迷惑が掛からないよう運営していきます。
念の為お伝えしますが、フロントガラス、運転席、助手席への作業の問題点です。
運転席から後部の作業にはこの記事の内容は関係ありませんのでご安心ください。

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