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デジタルインナーミラーはカーフィルムの濃さに注意! リアにドライブレコーダーを付ける方も見てくださいね! デジタルインナーミラーはカーフィルムの濃さに注意! リアにドライブレコーダーを付ける方も見てくださいね!

デジタルインナーミラーの見え方

ここ数年でデジタルインナーミラーが装着される車種が多くなりました。
今まで濃いフィルムの運転に慣れているお客様でも、デジタルインナーミラーの映像だと見難さを感じてしまうかもしれません。
※カメラがフィルムに干渉しない、またはレンズが外付けの車種なら問題ありません。

ハリアー
▲ハリアー
カーフィルムを貼った内側
▲カーフィルムを貼った内側

左の画像はデジタルインナーミラー標準装備のハリアー(プライバシーガラス付き)にGY5(7%)のフィルムを切り抜き無しで貼ったものです。
右の画像がカーフィルムを貼った内側となります。当店では見た目も重視し切り抜くことは最終手段だと思って打ち合わせしております。
お客様のご希望でレンズ部分は切り抜いていませんが、標準のデジタルインナーミラーでこの程度の映像となります。(下の画像を参照)

標準のデジタルインナーミラー
▲標準のデジタルインナーミラー

当店のお客様では切り抜くことを嫌がられるお客様がほとんどです。
レンズ部分を切り抜けば機能は万全ですが、カーフィルムの美感が犠牲になってしまいます。
そこを何とか両立できる範囲を探してあげるのが当店の役割かと思っています。
見え方には個人差がありますのできちんと事前確認をした方がいいと思います。
デジタルインナーミラーやリアのドライブレコーダーを装着され、カーフィルムの濃さを選ぶ時は目で見ての確認をおすすめ致します。
それができないお店や仲介業者で言葉の表現に頼ってしまうと思ったより映りが悪く、後処理での切り抜き、または貼り替えとなってしまいます。

フィルムの濃さによる見え方には個人差があります。
後処理を避けるためにも目で見ての確認をおすすめ致します。

当店での事前確認

レンズ部分にフィルムの切れ端を貼って映りを事前確認して頂いております。
慎重なお客様だとその日はいったん帰られ、ご自宅の車庫入れなどを確認される方もおられます。
車種によって見え方が違いますので、この一手間は失敗しないために大事なことかと思います。
濃ければ貼り直せばいいと思っている方はとても危険な判断です。
リアガラスのカーフィルムを剥がす時に熱線が剥がれてしまう可能性があります。

平成17年~平成24年頃の車種でリアガラスの熱線の剥がれ報告が多発致しました。
この時期は過ぎていますが、お客様のお車が報告1号車になる可能性は今でもあると思います。

「貼り替えればいい」というお考えは絶対に避けるべきです。

ドライブレコーダーの場合

リアのドライブレコーダーもたくさんの方が付ける時代になりました。
フィルム業者としては配線が邪魔で困りものですが、これも時代ですから対応していかなければなりません。
デジタルインナーミラーは運転そのものに影響しますが、ドライブレコーダーは映像保存なのでお客様もそこまでシビアでないように感じます。
でも何かあった時に見えないようではいけませんので、同じようにフィルムの切れ端をレンズ部分に貼って、助手席のモニターで映りを確認し濃さを決めてもらっています。
ドライブレコーダーもレンズ部分を切り抜けば濃いフィルムでも問題ありませんが見た目を気にされる方は多いです。

トヨタ・ライズ
▲トヨタ・ライズ
トヨタ・ライズ
▲トヨタ・ライズ

画像はトヨタ・ライズ(プライバシー付き)リアをGY5(7%)で切り抜き無しで仕上げました。
本当は全部GY3(3%)で貼りたかったそうですが、ドライブレコーダーの写りを確認し一つ薄いGY5に決断して頂きました。
※ドライブレコーダーは機種によって映りが違いますので事前確認をして濃さを決めることをおすすめします。

当店からのアドバイス

デジタルインナーミラーやドライブレコーダーの機能も生かし、切り抜き無しでの濃いフィルムには限度があります。
凄く濃いフィルムを貼りたいお客様はデジタルインナーミラーは選択しない方がおすすめです。(カメラが車内でオプションの場合)
デジタルインナーミラーのスイッチをOFFにして鏡の状態にすれば、今まで通りで乗ることができます。
標準装備で勝手に付いてきてしまった方は割り切りが早いですが、オプションでわざわざ付けられた方は中々そうはいきません。

  • 濃いカーフィルムを選択の場合はレンズ部分の切り抜きも視野に。
  • 切り抜きに抵抗がある方は映りが確保できる濃さを探しましょう。
  • 機能は無視してカーフィルムの濃さを追及するお客様もお見えになります。

※お客様の車種が標準グリーンガラスかプライバシーガラスかでフィルムの選択は大きく変わります。

くどくなりますが、リアガラスの熱線は剝がれやすくなっております。

不十分な打ち合わせによる濃さの失敗

貼り直し

熱線の剥がれ

ガラス交換

負の連鎖です。

最初の濃さの決断がいかに重要か伝わりましたでしょうか?
他店、ディーラーなどで、濃さの打ち合わせを言葉だけで済ませてしまったお客様に失敗が多く見られますのでご注意ください。
当店へご相談頂ければ失敗のないよう目に見える形でご説明致しますのでご来店お待ちしております。

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