COLUMN

コラム

ボディーコーティング

カーコーティングはいつやるのがいいのか?

「カーコーティングはいつやるのがいいのか?」

お客様からよく聞かれる質問です。

売り上げに誘導するような答えをするのが嫌で、お客様の判断におまかせしていましたが訂正させて頂きます。

TIMINGコーディングのタイミング

TIMING01

新車を購入されたら最初の1回は早めの作業をおすすめ致します。

メリットとしては追加料金などが発生せず、新車基本料金で作業できることです。

店それぞれ違いますが、3ヵ月まで新車扱いの店もあれば、新車扱いは登録から1ヵ月というお店もあります。

新車として扱ってもらえる納車直後に依頼されることがいいと思います。

TIMING02

数年乗った後で、カーコーティングをご検討のお客様は、
なるべく早めに作業することを強くおすすめします。

洗車の回数、ボディーの色、塗装の質、メーカー、保管場所、お住まいや会社の環境、車の汚れ方は人それぞれで、年数が経過していても磨きで綺麗になるケースもあれば、乗っている期間は短いのに新車のように戻りきらない場合もあります。

新車のように復元させる事を理想に下地処理を行いますが、放置期間が長いと、磨き作業やケミカル剤でも綺麗に戻せない場合があります。

ユーチューブやインスタなどでは、泡をモコモコにして毛先の柔らかい筆のようなものでシャカシャカやってる動画が出てきますが、あのような作業で固着汚れが落ちたら苦労はありません。

CASE実例紹介

実例の一部をご覧ください。

※ビフォーアフターの現状をお伝えしたいのでスマホで撮ったそのままの画像です。

CASE01:ホンダ レジェンド

ボンネット

BEFORE / 入庫時

Photo 01

艶が無くなって表面はカサカサの状態です。黒い車は白くなっていくとお伝えしておりますが、このような事例のことを言っております。

AFTER / 施工後

Photo 01

試しに少し磨いてみました。どれくらい塗装が汚れていたのかよく分かります。

Photo 02

分かりやすくするため半分だけ磨いてみました。

Photo 03

入庫時に比べたら黒さも復元し綺麗になったと思いますが・・・

Photo 04

酸性雨の放置期間が長かったことで、塗装表面が凹みボコボコ状態で磨いても限界でした。

もっと磨けば?ペーパー当てれば?と思われる方もいるかもしれませんが、現代の車の塗装は昔に比べ薄くなっており、もうそのような処置はできなくなりました。

CASE02:ミニ クロスオーバー

ボディ・ガラス

BEFORE / 入庫時

Photo 01

年数はそんなに経っていないのですが、環境なのか?もの凄い特殊なシミの付着状態です。

Photo 02

ガラスも酷いですね、テップンが多い地域なのでそれも関係あると思います。

AFTER / 施工後

Photo 01

こちらも半分を磨いてみました。塗装表面の白っぽさはなくなりましたが、こちらも表面の凹みは除去できておりません。

Photo 02

エンブレムまわりは酸性ケミカルも使いましたが、この画像までいっていると変化は期待できません。

Photo 03

外で見たら十分綺麗になったと思います。

ルーフ

BEFORE / 入庫時

Photo 01

ルーフはより汚れの固着が酷く、塗装に染み込んでいるようです。

AFTER / 施工後

Photo 01

根気よく磨いておりますが、ポリッシャーで磨けない箇所は手磨きを軽く行いますが、ここまでの状態だと手キズを入れてしまい、そのキズを除去できなくなるので妥協も必要になります。

Photo 02

なんとか黒くはなりましたが、塗装表面の状態はよくありません。

CASE03:レクサス ブラック

ボンネット

BEFORE / 入庫時

Photo 01

新車時にレクサスディーラーで20万のコーティングはしたそうですが入庫時はご覧の状態です。

AFTER / 施工後

Photo 01

こちらも半分磨いてみて、塗装表面のコンディションはレジェンド、ミニ、に比べると良いと思います。

Photo 02

レクサスのクリアーが良いことと膜厚にも助けられ、バフ&コンパウンドの選択も広がり良い艶に戻せました。

Photo 03

黒を乗りたい方はメタリックのブラックを選びましょう。

CASE04:アバルト

ボディ(ボンネットのみメンテナンス&再加工)

BEFORE / 入庫時

Photo 01

シミは付いていますが、塗装表面にダメージを与えているほどではありません。

AFTER / 施工後

Photo 01

早め早めに対処しているので綺麗な塗装に復元できます。

当店は常日頃から再加工の必要性を伝えており、初回に高額なコーティング1回よりも、磨き直しをしてリフレッシュできる2回のコーティングが、青空駐車のお客様には現実的な案だと思っています。

きちんと洗車をしてくれたら、2回目は必要ありませんし、実例画像のようにはならないと思います。

綺麗に乗ってくれていることほど嬉しいことはありませんので、頑張って洗車はしてください。

もしサボってしまったら早めにご相談ください。

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